30年間

…毎晩毎晩、晩酌しながら3時間かけて二丁の鉈を研ぐわけさ
最後に毛脛をこう剃ってフッと
毎日毎日1銭にもならない枝打ちに出掛けて
一本だけ伐って担いで降りて来る
それが唯一の現金収入なわけさ

三十年間そんな毎日を続けた親父の姿を見てたら
それを無下にはできん
その仕事を無下にするわけには行かんのさ…

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“きこり”

山を育て水を守り国土を守る
という壮大な気概の下
無節の一本柱を育てるという超絶技術は
自然と人との関わりのバランスを執る超絶アート
親から子へ孫へと受け継がれる芸術
伝統芸術だ

その価値が報われることの少ないこの国の今は
とても貧しい時代なんだ
と思う

その技術が受け継がれて来たのは
その技術に対して正当に評価できる豊かな時代が有った証だから

失われゆく技術は多々あれど
人と自然とのバランスを察る技術
これは絶やして良いものではない
と思う一方…

そんなに簡単に折れるほど山の漢はヤワじゃない
壮大な気概は受け継がれている
というか山に惹かれる漢は
世襲関係なく
デカイ漢が多い

と感じたきこりフェス打ち上げの晩

山師
いろんな意味合いで使われる言葉だけど
発想が壮大
考えることがデカい


凄い人が山には棲んでる
山の人で「仙」
仙人は居る
現実に居る
お伽話の世界だけの話じゃない



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by kei-grande | 2017-10-10 19:43 | Projeto 企画 | Comments(0)