衣鉢的な

師弟関係にあったわけではありません

会ったのも片手で数えれるほど

ただ初めて会ったその瞬間

親子ほどに離れた歳を飛び越えて

お互いに同じ匂いを嗅ぎ取ったのだけは確か


本邦に置けるジェンベビルダーの草分けの一人

鹿や猪の皮の活用の草分けでもあることは
あまり知られていない

内山伸治さんとのご縁はそんな感じ。

昨年、急逝され…
遺されたバトンを受け継ぐ形に

そのなかの一つ
松の丸太刳り貫き胴を使って。
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ケテスタイルで

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ワイルドな山羊皮を張りました。

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元家具職人

1988年の八ヶ岳にて
8月8日8時8分8秒に捧げる祈りにむけて
約10日間にわたって開催された
日本における野外フェスの源流ともいわれるイベント
「NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り」では
自然エネルギーの利用を掲げ
水車を作る講師として参加

今に続く流れの先駆者の一人。

そのフェスイベント後ジェンベと出会い
当時工房を構えていた信州にて
裏山で見つけたケヤキ丸太で
最初のジェンベを刳り貫く


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(それがこれ。
螺鈿細工まで施した美しい太鼓です。
張ってあるのは愛知県岡崎産の鹿皮。)

以来、太鼓職人として活躍
日本中のフェスイベントに出店して売りまくったらしい
また
日本に最初に来たジェンベ&ダンスのツアーメンバーの一人の経済的亡命を
手引きし匿い、ジェンベを教えて貰いながら日本中をツアーして廻った話やら
いろいろ太鼓にまつわる伝説もある一方で
webデザイナーの顔も持っていたりと
異色異能の人

仕事を…

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やりかけて
ノリきらず

たぶん長いこと放置してあったんだと
虫喰い痕が語る。

それも一回
思い出したように穴を塞ぎ
再びやりかけて
またノリきらず
そして月日が再び流れた
そんな物語も読めて来る。

ドゥンドゥン系にしてはちょっと胴長で若干上下の径が異なる感じするし…

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こんな感じの仕上げはどうですか?

モノを介し
時間を越えて
冥界の故人と話をしながら…

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先日、八百津で行った《デヴァさん&グランジ工房》のケテWSで
ケテとジェンベの違いの話から92年の“いのちの祭り”に初めて内山さんがジェンベを持ってきた話なんかを聞くと…

ケテとは対極にあるジェンベを主に作っていた内山さんが遺した
ケテスタイルの胴

レジェンドの遺品のなかでもちょー非常にレアな一本なんだな〜
とあらためて

そんな貴重な一本を仕上げさせて貰えた奇縁に感謝。





シンプルなんだけど
すごくポテンシャルを秘めた一本です!

こいつの持ってる味を引き出してくれる人とのご縁がありますように。(^_^)





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# by kei-grande | 2017-03-29 20:12 | Atabaque アタバキ | Comments(0)

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なんか最近ふっきれたんです。

2000年にビリンバウという不思議な楽器と出会って以来、すぐに作り始めたものの…
なかなか思うような音を作れなくて。

でも“思うような”というのは思い込みなんだと、ふっきれたのです。

素材が持っている音を引き出してあげたら、
たとえそれが“思うような”音でなかったとしても、
気持ちのイイ、心地のイイ音ならそれでイイのかな。

それでイイや。

と。

イベントや出店でいろんなところへ出掛ける折に持ち歩いては人に聞いて貰うなか、
人が耳を傾けるのは、
らしい音や凄いテクニックにじゃなくて、
純粋に身体に気持ち良く心地良く響く音そのものなんだ
ということにしとこう、と。

かつてビリンバウがまだカポエイラと出逢う以前、
物売りや吟遊詩人らが奏で人々の耳目を魅いたのと同じ、
路上での学び。


自信を持って作ろうと思います。
変な面白い気持ちのイイ音のビリンバウも。

カポエイラという限定解除で。

自分自身がいいなぁと思える音を作れば
それをいいなぁと思う人も必ずどこかにいるでしょ

なんの先入観も無しにその音を聴いた人が
「いいなぁ」
「面白いなぁ」
「弾けるようになりたいなぁ」

と思えるようなモノを作れたらそれでいいやと、
ふっきれたここ最近です。

今年の出店にはビリンバウも並べて行くぞー!





売れる予感はけっこう有り〼


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# by kei-grande | 2017-03-04 01:12 | Berimbau ビリンバウ | Comments(0)

スーパーヘビー級

バカの一つ覚えというやつです

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バカだなぁ〜

と笑って貰えればそれがなにより(^_^)





めっちゃ重いです




好きに叩いてもらったらいいと思います
音もスーパーヘビー級ですよ♪



バカな人と良いご縁がありますように(^_^)




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# by kei-grande | 2017-02-24 18:20 | Pandeiro パンデイロ | Comments(0)

さて、

竹ケテ

これはクルでしょ…という予感はあったけど
正直ここまでクルとは嬉しい驚き。

2/25・26、WS開催決定と同時に即満員御礼となりましたことに、
ただただ感謝の思いでいっぱいです。




ご縁のはじめは、私自身にとってほとんどはじめてだった“狩猟”という未知の世界と出逢った時、
郡上で開催された『第1回狩猟サミット』主催は猪鹿庁。
ここですでに糸は繋がっていた…その当時は知るよしも有りませんが。
さらには、そこに至るまでの様々なご縁、ホントにどこでどう繋がってきたのか…
ただただ縁とは不思議なものだと。

なんにせよ、
野生動物と人との関わりの不調和になにか他人事ではないことを感じ
同時にそこに関わらせて貰える純粋な楽しさからやってきたなか
なんだかその曖昧模糊としたモチベーションの核心部分へ
同じように他人事としてでなく自分事として取り組む人たちと
様々な機会に話をするなかで
少しずつ少しずつ迫りながら
昨年末あたり掴めそうなところまできつつ
あと一歩という感覚のなか

今回のワークショップを開催するにあたってのその段取りのなかでのやり取りで…
資材を“どこで”、“誰から”買うのか?
という話のなかで、
完全に我ながらスッキリまとまったなと。

今までにやってきた、そしてこれからもやって行くであろう
ワークショップの主旨はじめ、
太鼓を作ることの意味そのものに置いても、
そこに留まらない暮らしの営みすべてに置ける核心の部分についてまとまった感覚があったので、
それを書き残して置きたいと思います。

単純に自分自身がそう感じるというだけの話で
この考え方が絶対に正しいんだというつもりは
もちろんまったくございません。

そういう前提を踏まえた上で
読んでくれる人があればこの上なく幸いです。

WS開催の段取りのなかでやりとりの一部をほぼそのままですので
脈絡がわかりにくい部分有るかと思いますが…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

モノを買う、売るとは、そこに掛けた手間の交換。
金銭を介しているけれど基本、物々交換と同じと考えたら…


それは相互扶助の一つの形なんだと。


それぞれの暮らしに置ける需要と供給


それぞれが得意としているコト・モノを
ソレを必要としている人に提供する
供給


自分自身が必要と欲しているコト・モノを
ソレを得意としている人に分けて貰う
需要

金銭というツールを単純にその仲だちだと捉えるなら

買う・売るとは、
暮らしの助け合い。

買ったモノ・売ったモノ
の背後には必ず人がいる
モノ以前に人が有りき

本来の物々交換ならば必ず人の手から人の手へ
そこに人を意識しないで交換することは出来ない

共同体としての人と人の関係性において
例えば、隣人に何かを貰ったら
じゃ、なにをお返ししようかな?と
釣り合いを考える
もしくはより多くのモノを渡したいと考える
なるべくそれより価値のないものをお返ししようとはなかなか思えないのが人

もう少し大きな共同体に置いて
例えば普段の生活圏を共にしない関係性
時折立つ“市”での交換だったとする
そうするとそこに金銭が介するかしないかは別として
なるべく少ない価値で多くの価値を得たいとの心理が働くのも人

その違いは何なのか?
それは関係性の距離感じゃないかな。

例えば“市”での取引でも
馴染みとなり、お互いの暮らしぶりにまで関心が向けば
関係性の距離感が縮まれば
やっぱり買い叩こう・ぼったくろうとは思えなくなるのが人なんじゃないかと。

関係性の距離感が近ければ近いほど、
互いの暮らしを扶助し合う共同体としての認識が高まる。
それは生活圏の遠近には関係しない、関係性の距離感なんだ。

じゃ、もし、自分の暮らしを助けて欲しければ?
生活圏の遠近に関わらず、関係性の距離感を近づければ良い。
どう近づける?
買い叩かない
ぼったくらない
そして、モノの背後に居る人に意識を向けること。

買うも売るも相互扶助。

助けて欲しけりゃ、助けろ。
買い叩けば買い叩くほど、ひるがえってボラれる。

モノの背後には必ず人がいる
関係性の距離感に関わらず絶対に人がいる
そしてその見も知らぬ人にもまた暮らしがある
買い叩けば
ボレば
それは必ず我が身に回り回って帰って来る


モノの背後には人がいる
市場が大きくなればなるほどそれが見えにくくなる
人が見えなくなればモノ・金しか目に入らなくなる
助けてくれるのは人なのに
モノはただのモノなのに

それが現在の歪みの大本
過疎化、里山の荒廃の根本の原因はそこなんだ
それを抑えずしてハンターを増やしたところで問題の根は変わらない

獣皮と竹に託した『音土不二』とは

『身土不二』
:われわれの身体は土地のモノ、口にするもので成り立っている。
それぞれの土地にはそれぞれの土地のエネルギーがあり、
そのエネルギーをいただき我々は生きている。

四季の移ろいに合わせて変わる旬の味覚は、
それぞれの季節に固有のエネルギーを持ち、
それを取り入れることで我々もまたその四季と一つとなる。
土地と人、自然と人は分かち難い共生関係に有る。
というか、良好な共生関係にある時に土地と人は調和する。
土地と人とが調和している時、
その時はもちろん人それ自体とりだしても見ても調和状態にある、
音楽がそうであるように。
つまり健康だね。

そういう昔からの言葉に…
楽器だってそうだよね
その土地の素材で作った太鼓にはそういう調和を作り出す力が必ず宿るよね
というかそういう調和のとれた社会を作ることを目指していこうよ
少なくともそういう旗印にはなるよね。

という想いを込めているのです。

森との調和を目指す人がはたして、
人と人の調和の形“相互扶助”を蔑ろに
買い叩き、ぼったくりするだろうか?
人の調和を蔑ろに、森との調和を図れるだろうか?

そんなことを想うのです。

モノの背後には人がいる

森との調和を願うなら、まずは土地の人に金を回せよ。
それは無関係なようでいて実はとても密接なこと。
地域起こしするのに、その地域に金を回さなきゃ、起きるものも起きない。
関係性の距離を縮めることが、人の調和に繋がる。
人の調和は場にエネルギーの循環の調和もたらす。


長〜〜〜〜い話でしたが、そういう想いで太鼓を作り、人の身体を整えして、人に助けられてなんとか生きております。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私自身の生命観、自然観が万人に共感出来る感覚であるとは思っていませんが、
こういう思いで生きてます、という宣言として。

ご縁に感謝致します。


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# by kei-grande | 2017-02-10 00:23 | Projeto 企画 | Comments(0)

10年前の“私”
昨日の“私”
今日の“私”
今ここの“私”

同じようでいて
変化し続けている“私”…

『生き抜く力とは適応力、環境に合わせ変化出来る柔軟性だ』
:Mestre Tocano preto

生きるとは変化すること

日々刻々と移ろう環境の変化に
自らも刻々と変化を
日毎に刻々と
気分(気の分配・エネルギーバランス)に応じて
変化し続ける柔軟な生命であろうとすれば…


作り始めた太鼓も
当初の想定とは違う形になることもしばしば

…いや
ほとんど。

だいたい作りながら完成形イメージが変わって行くの。

たぶんその方が良いと思ってる
血の通ったモノ
命の宿ったモノが生まれると

そういう在り方であった方が
思って。


にしても今回のはコレまた
だいぶ変わりました。

最初はジェンベ作ろうと
ちっこい
カワイイ感じの

ところがここのところ急激にketteスタイルが大ブーム!
(俺のなかだけだけど)


こうなりました。

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ちっこいけど

コロンと
ツルんと
カワイイけど

ごっつい系

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皮の処理はややワイルド系

でも
ナニヨリカニヨリ
この音がハンパない

ちょっとしたタッチの差
ちょっとした叩く場所の違いで
何種類もの違う音が出てくる

まだコントロールして叩き分けるというほどの技術は持ち合わせていないけど
触り方の変化で変わる音の違いが面白くて面白くて

さらには
サイズに比例しないハンパない力強さ!




https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1636821593287252&id=100008782806069



なんでこんなにヤヴァいのが出来たのか?
いろんな要因はあると思うけど…


材、虫喰い穴の空いたヒノキ丸太
その内壁のランダムな虫喰い具合
気分で整えたコブレット型の外型

使ったシカ皮の部位、厚みや伸び具合

ketteスタイルのごっつい金具で
パッキンパッキンのカッキンカッキン
に張り込んだ

…いろんな要因がうまくマッチした。
たまたま。

そういう様々な要因に作用したのは
時々の気分なわけで。

そうなるとそれは偶然のようでいて必然?




なんにせよ



かなーーーーり遊べる
おっもしろい!太鼓

出来ました♪


良いご縁がありますように( ^ω^ )

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ketteスタイルブーム
まだまだ続きます…




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# by kei-grande | 2017-01-21 01:53 | Outros その他 | Comments(0)