野蛮じゃない感じで…

野蛮じゃない感じでお願いします
毛とか要らないですから
あ、少しは有ってもいいんですけど
叩く部分に毛が生えてるのは嫌なんですよ
とにかく野蛮じゃない感じで…


と頼まれ

ショージキ悩みました。


俺、どっちかって云うと野蛮な感じを好むし
太鼓も基本、野趣・蛮性は必須だと思って作ってるし

まぁ、でもせっかく頼んでくれたことですし

新しい自分を見つけるのも有りかな

とか

蛮族と文明人の折合う点を探るのも面白いかな

と。


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バカバカしいほどに手間をかけ

径や高さや縄目の感じやetc…
希望に沿って作りました。

でも一点だけ、当初のオーダーから変更させて貰いました。

なんか頼まれたまんまって結構苦しかったりする
それが自分の感覚や気分と合ってればいいんだけど

やっぱり遊びたくなる
遊びだから
楽しいから
馬鹿みたいに手間をかけれる部分ってあって

頼まれたモノを頼まれたようにタンタンとこなす職人
というところはたぶん俺の目指すところじゃないんだな…
と改めて。

頼まれた感じとは違う台にしたいんだけど、いいかな?
絶対にそっちの方が面白くなると思うんですよ
野蛮にはならないように気をつけますので

と納得してもらい


さらに馬鹿みたいに手間をかけ

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他では見たことないような
遊びをさせて貰ったしだいです。


ありがとうございます。

昨日発送
本日着
今日は忙しかったので明日開封するとのこと

開けた瞬間、どんな顔をするのか
ドキドキします。( ^ω^ )







https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1668054030164008&id=100008782806069




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by kei-grande | 2017-03-31 00:06 | Atabaque アタバキ | Comments(0)

衣鉢的な

師弟関係にあったわけではありません

会ったのも片手で数えれるほど

ただ初めて会ったその瞬間

親子ほどに離れた歳を飛び越えて

お互いに同じ匂いを嗅ぎ取ったのだけは確か


本邦に置けるジェンベビルダーの草分けの一人

鹿や猪の皮の活用の草分けでもあることは
あまり知られていない

内山伸治さんとのご縁はそんな感じ。

昨年、急逝され…
遺されたバトンを受け継ぐ形に

そのなかの一つ
松の丸太刳り貫き胴を使って。
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ケテスタイルで

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ワイルドな山羊皮を張りました。

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元家具職人

1988年の八ヶ岳にて
8月8日8時8分8秒に捧げる祈りにむけて
約10日間にわたって開催された
日本における野外フェスの源流ともいわれるイベント
「NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り」では
自然エネルギーの利用を掲げ
水車を作る講師として参加

今に続く流れの先駆者の一人。

そのフェスイベント後ジェンベと出会い
当時工房を構えていた信州にて
裏山で見つけたケヤキ丸太で
最初のジェンベを刳り貫く


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(それがこれ。
螺鈿細工まで施した美しい太鼓です。
張ってあるのは愛知県岡崎産の鹿皮。)

以来、太鼓職人として活躍
日本中のフェスイベントに出店して売りまくったらしい
また
日本に最初に来たジェンベ&ダンスのツアーメンバーの一人の経済的亡命を
手引きし匿い、ジェンベを教えて貰いながら日本中をツアーして廻った話やら
いろいろ太鼓にまつわる伝説もある一方で
webデザイナーの顔も持っていたりと
異色異能の人

仕事を…

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やりかけて
ノリきらず

たぶん長いこと放置してあったんだと
虫喰い痕が語る。

それも一回
思い出したように穴を塞ぎ
再びやりかけて
またノリきらず
そして月日が再び流れた
そんな物語も読めて来る。

ドゥンドゥン系にしてはちょっと胴長で若干上下の径が異なる感じするし…

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こんな感じの仕上げはどうですか?

モノを介し
時間を越えて
冥界の故人と話をしながら…

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先日、八百津で行った《デヴァさん&グランジ工房》のケテWSで
ケテとジェンベの違いの話から92年の“いのちの祭り”に初めて内山さんがジェンベを持ってきた話なんかを聞くと…

ケテとは対極にあるジェンベを主に作っていた内山さんが遺した
ケテスタイルの胴

レジェンドの遺品のなかでもちょー非常にレアな一本なんだな〜
とあらためて

そんな貴重な一本を仕上げさせて貰えた奇縁に感謝。





シンプルなんだけど
すごくポテンシャルを秘めた一本です!

こいつの持ってる味を引き出してくれる人とのご縁がありますように。(^_^)





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by kei-grande | 2017-03-29 20:12 | Atabaque アタバキ | Comments(0)

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なんか最近ふっきれたんです。

2000年にビリンバウという不思議な楽器と出会って以来、すぐに作り始めたものの…
なかなか思うような音を作れなくて。

でも“思うような”というのは思い込みなんだと、ふっきれたのです。

素材が持っている音を引き出してあげたら、
たとえそれが“思うような”音でなかったとしても、
気持ちのイイ、心地のイイ音ならそれでイイのかな。

それでイイや。

と。

イベントや出店でいろんなところへ出掛ける折に持ち歩いては人に聞いて貰うなか、
人が耳を傾けるのは、
らしい音や凄いテクニックにじゃなくて、
純粋に身体に気持ち良く心地良く響く音そのものなんだ
ということにしとこう、と。

かつてビリンバウがまだカポエイラと出逢う以前、
物売りや吟遊詩人らが奏で人々の耳目を魅いたのと同じ、
路上での学び。


自信を持って作ろうと思います。
変な面白い気持ちのイイ音のビリンバウも。

カポエイラという限定解除で。

自分自身がいいなぁと思える音を作れば
それをいいなぁと思う人も必ずどこかにいるでしょ

なんの先入観も無しにその音を聴いた人が
「いいなぁ」
「面白いなぁ」
「弾けるようになりたいなぁ」

と思えるようなモノを作れたらそれでいいやと、
ふっきれたここ最近です。

今年の出店にはビリンバウも並べて行くぞー!





売れる予感はけっこう有り〼


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by kei-grande | 2017-03-04 01:12 | Berimbau ビリンバウ | Comments(0)