タンバリン・パンデイロ:似テ非、非テ似

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“パンデイロ”

っていうと、
「なにそれ?」

だけど、

“タンバリン”

といえば、
「あ〜」ってなる
わりと誰もが一度は触ったことのある楽器じゃない?


パンデイロとタンバリンの違いウンヌンが
Wikipediaなんかで取り沙汰されたりしてますが、

同じものでも地域によって呼び名が違うことは
よくある話で。

また同じように見えて地域によって微妙な違いがあることも
よくある話で。

同じものでも作り手の数だけ違いがありつつ…

基本、大差はないと。

名前は違うけど、良く似たモノ。

そう思います。

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が!
しかし!

「え!?、タンバリンってこんな音だっけ?」
「太鼓みたい」

みたいな感想を
記憶のなかのタンバリンのつもりで手にとった人から
ちょくちょくと…

多くの人のイメージのなかにあるタンバリンとは
見た目だけでなく
音も
ちょっと違うのです。








いついつまでにどこどこに何ケース納入!
みたいな量産品と、


一点一点
その日その時その瞬間の気分で
作るモノとは

似て非なるモノなのです。


脳は、
“それについてはもう知っているよ”っていう
既知の情報に対してはいちいち改めて処理しない、
過去に処理した情報をそのまま再利用して使い回す

見飽き聞き飽きた情報は使いまわされ
ソレを見ながら
じつはソレそのものを観てはいない
ソレを聞きながら
じつはソレそのものを聴いてはいない

過去に処理した情報で代替している…

らしいよ。


ツルッとフラットで
どれも同じような顔
同じような音
に脳は反応しないってさ。
リアルな今に立っているようで立てていない。
過去の情報に欺かれる。


作る最中の気分のムラが映る拙い質感や
天然素材そのものの持つ
生命のカオスでランダムな表情
気温や湿度、経年変化で移り行く音
様々な不定な要素があってこそ

脳は

現在進行形の情報処理を
つまり
過去情報の代替でない
フレッシュな今ココに立つことが出来る

…という壮大なテーマ!
(これはパンデイロに限らずの話)
と共に、

なおかつ

手軽に持ち歩けて
ちょっとした時間に手を遊ばせる
そんなオモチャ的感覚で
一点モノのスペシャルなオモチャ的な感覚で
捉えて貰えたらいいなぁ

との思いで作るタンバリン・パンデイロ。


https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1617686065200805&id=100008782806069


ザックリとした

それぞれタイプの違う3枚出来ました。



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シンプル
ひたすらシンプル。

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少し気分で柄入れた他、
下にリングを使った金具の感じはジャマイカのケテの影響。
直接的にはTRENCH DRUMSの影響大。
パンデイロ(タンバリン)でこれをやってるのはたぶん俺だけっス。


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構造としてはシンプルの極み。
皮を釘で留めて余った皮は適当に処理。
枠に少し気分で装飾。



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山羊・鹿・山羊

薄手の鹿はあっさりとしたパリっと感、
対して山羊の持ち味は粘り気、
なんだなぁ〜と、
数をこなしていくうちになんとなく見えて来たこと。

もちろん、そんなもんだろうと思いこんでると
それをひっくり返してくれるモノが飛び出してきたりするのが
天然自然のつねですが、
“勝手に鹿皮活用プロジェクト”推進委員会の主要メンバーとして
参考までに。




あとね、
似て非なるモノといえば、カメラ。

同じモノ撮っても
カメラが違うと違うもんだねぇ。

良いカメラで撮って貰いました♪

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質感が見てとれる感じ。

…過去に処理された情報での代替例( ^ω^ )





https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1619328935036518&id=100008782806069





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by kei-grande | 2016-12-13 21:58 | Pandeiro パンデイロ | Comments(0)