人・山・海:『音土富士』→『音土“不二”』

私たちの肉体は、
口から入り、
腑に落ち、
臓に蓄えられして血肉となった
そのすべては、

大地、森、川、海がもたらす恵みから
成っている。



これを「身土不二」という。

身体と大地二つならず。
切っても切り離せない一つのものであり、
私たちは自然の循環の一部である。

と。



またまた二週続けて静岡。

今度は富士でのWSと演奏の依頼に合わせ、
地の材の活用を進めている人たちに会いに
そして実際に使える材を見つけに行く、
そんな諸々を兼ねての富士詣。


まず立ち寄ったのは三ヶ日。
浜名湖の最奥、猪鼻湖畔に佇む『外山建築』へ。
先週の春野ラブファーマーズで繋がったご縁。

f0257789_00493469.jpeg

f0257789_01063471.jpeg
f0257789_01075025.jpeg
f0257789_01082933.jpeg
f0257789_01091308.jpeg
f0257789_01100560.jpeg
f0257789_01105040.jpeg


外山良(とやま ゆきよし)さんは
“継”という字の持つ “つなぐ” という意味に想いを込め、
人と山と海をつなぎたいと語る。


“二代にわたる建築業を営む
普通の建築屋でした。
その材がどこから来た材なのか
どういう風に切り出されたのか
考えたことも有りませんでした。
お客様に安く家を建てて挙げれるならそれに越したことはないと
信じて疑うことは有りませんでした。

けれども、
あるきっかけを境に…
実際に山に生える“樹”から“木材”となる過程を目にしたことを契機に
それまで見えなかった様々なことに意識が向くようになりました。

安く出回る外材、
活用が進まない地産の材。
それは
かつては街道の要衝として栄えた三ヶ日の街の
失われた活気とも密接に関わるのではないかと…”



と、そんな想いから
現在は主に天竜エリアや三河エリアの材の活用を推し進めると共に、
目の前に広がる塩湖、
そして、そこに関わる携わる人、
“人”・“山”・“海”
が密接に関わりを持つことこそ
様々に感じる歪みにより調和をもたらす鍵となるのではないか…

と、そんな熱い熱い想いを
ほぼ初対面にもかかわらず
軽く2時間は話を。

私自身のことも同時に…
ご縁あって富士山麓の獣皮や木材、竹を使い
楽器を作り
また製作体験ワークショップを行い
しているその心は、

森と人との間を繋ぎたい。

我と彼、
人と人はもちろん、
人と自然もまた
繋がりのあるところにエネルギーの循環が起こり
循環の起こるところには自ずと調和が生まれる。

それは環境だけに留まらない社会全体と、
個々の人人人のそれぞれのうちに同時に起こるんではないか…
繋がることで。
そういう明日への祈りとして…

そんな治療家としての想いと
太鼓を通した社会との関わりがじつは同じ軸線上の話なんだ
みたいな話を。

やってることは違っても
見ている先は同じような気がします。
様々な分野に置いて
同じようなヴィジョンを胸に動いている人はたくさんいるんだな
との確信を深めてくれる出会いでした。


そんなこんなで、
三河エリア、天竜エリアの材の活用を、
ホントに微力も微力の話なんですが
進めていこうかなぁ
と思います。

f0257789_01022760.jpeg
f0257789_01031065.jpeg






そうそう…

で!

これまでにやって来た
『音土富士』シリーズ、
もともと富士山麓でのご縁がきっかけとして
富士山麓の竹や間伐材、そして主に鹿皮を使った太鼓作品
また一連のワークショップに冠して来たタイトルでしたが…
もともと本来的に富士山麓に限定する話ではなく、
それぞれの土地に根付いた音が有っても良いよね〜、
というところから産まれたネーミングでした。

ということで、より広くより本来的な意味をイメージしやすいよう。
『音土富士』改め
『音土不二』
として
富士に留まらない環境と人、との調和を図る太鼓シリーズに冠して行こうと思います!

まぁ、小さな小さな話ですが。( ^ω^ )





[PR]
by kei-grande | 2016-09-20 10:01 | Projeto 企画 | Comments(0)