2013年 03月 18日
-Atabaque quente de homen quente-熱い漢(オトコ)の熱いアタバキ
ブログの感想をいろんな人から頂き嬉しいかぎりです。
なかでも最も熱い感想、積極的アドバイスをくれた漢、半田と名古屋を中心に活動しているカポエイラグループDende maruoを率いる“Inca”!
「グランジ。私のアタバキの写真、ブログにのせたら良い宣伝になるネ。みんな欲しがるヨ。ニホン人だけじゃなくて、ブラジル人も。みんな欲しがるネ!」
インカのアタバキを手掛けたのは、2011年の春から夏にかけての間だったと思う。
グループの頭として活動し、当然アタバキも既に持っているインカに駄目もとで声を掛けた。
「Oi Inca. どんなアタバキでも作るよ。大きいのでも小さいのでもお好みで。アタバキはいらんかねぇ?」
すると、
「ワタシは自分でアタバキを作りたいデス。アナタはワタシに教えて下サイ。一緒に作る出来マスカ?」との想定外の提案。
幾度かのやり取りを経て、互いの都合の合う日時で作業を進めて行くことを取り決め始まった。
このブログの最初の投稿記事-始動-に載せた企画の原型はまさにここから生まれた。
始めに作りたいアタバキのだいたいのイメージを伝えて貰い、それを基に俺が図面をひき数字を出す。
板材への墨入れ、そして切り出しはインカ自身が。
鉄材系の加工は俺。
組み上げは一緒に。
組み上げ後の表面加工(ペーパーがけ、塗装)はインカ。
皮張りは一緒に。
仕上げと最終調整は俺が責任を持って。
という感じでとりあえずの完成までに4〜5回くらいに渡っただろうか。その後、細かな調整に2回ほど預かって手を入れ、完成!
以来、インカ主催のイベントやホーダに遊びに行くと必ずこのアタバキはある。
もともと持っていたバイーアで買ったというアタバキは無くても、このアタバキは必ずある!という、全く冥利につきる愛し方をしてくれる漢、それがインカだ!
作業中はそれはそれは楽しそうで、オガクズで真っ白になりながら時の経つのも忘れ作業に没頭。奥さんから、「あんた、いつまでやってんの?! いい加減にしなさいよ!」って、どこの家も女は強い。
いやホント、楽しかった俺も。
説明不能の楽しさがあるネ!
Muito obrigado Inca.eu agradeco a seu amizade muuuito!
♪quem nunca andou de canoa, nao sabe o que e o mar.
quem nunca fez tambor de aleguria,nao sabe o que e vadiar~!
by kei-grande
| 2013-03-18 22:03
| Atabaque アタバキ